新しい体験をもたらすボーズのテクノロジー
ラスベガスで開催されたCESで展示されたものは、まさに未来の姿でした。ボーズは招待制イベントでゲストをお迎えし、臨場感のあるサウンド、ノイズのない環境、聴きたい音だけを聴くことを実現する最新技術をご体験いただきました。
テクノロジーデモのハイライト
SeatCentric® Experiences
サウンドをパーソナライズ
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サウンドをパーソナライズ
ボーズは、シートごとにパーソナライズされたサウンド体験を提供する技術を開発しています。すべての人が同じ音量で音楽を聴きたいとは限りませんし、まったく聴きたくない人もいるでしょう。また、電話に音楽を邪魔されたら、気分も盛り下がってしまいます。
Bose SeatCentric Call Placementは、よりプライベートな通話空間をドライバーに提供し、他の同乗者は、オーディオエンターテインメントを中断されることなく楽しむことができます。
Bose SeatCentric SeatCentric Volume Controlにより、同乗者は音楽をそれぞれのシートに合った音量で楽しめます。音楽をよりパーソナルなものとして、それぞれが快適な車内空間を楽しめます。
SeatCentric Rear Seat Attenuation(RSA)は、後部座席を静かにすることで、持ち込んだデバイスやエンターテインメントをより快適に楽しみながら、フロントシートでは快適な音量で、音楽を楽しめます。
ボーズは、クルマに乗るすべての人が、よりパーソナルに音楽を楽しむことができるようになると考えています。
CESで紹介されたその他の車内エクスペリエンス技術も
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3DX Experiences
エンターテイメントを新たな高みへ
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エンターテイメントを新たな高みへ
ボーズは、音楽を新たな高みへと導きます。最新技術により、音源に関係なく魅力的でリアルな3D体験を実現するべく、私たちは3種類の製品を開発しました。
1番目は、ステレオ音源コンテンツとハイトスピーカーを活用した臨場感あふれる3D体験です。ステレオコンテンツは、現在でも最も広く使われているオーディオフォーマットであり、どのオーディオシステムでも利用可能です。ハイトスピーカーを追加してボーズのPSR(Perceptual Sound Rendering)を使用すれば、真に没入感のあるステレオ3D体験を実現できます。
2番目は、Dolby®社のマルチチャンネル・サラウンド・フォーマットであるDolby Atmos®といったネイティブ3D音源です。アーティストやミキシング・エンジニアは3D空間での音楽を再構築し、頭上を含むあらゆる場所に音を配置できます。ボーズはBose PSRと3Dエンコードされたコンテンツを併用して、この複雑な3D空間を車内のすべての座席に再現します。
3番目は、ハイトスピーカーを追加せずに実現できる、Dolby Atmosの魅力的な体験です。車種によっては、パッケージングやコストの制約からハイトスピーカーを追加できない場合があります。Bose PSRとネイティブ3D音源を使用すれば、バーチャルな高さ感覚を実現した魅力的なDolby Atmosによる体験が可能になります。
このように、様々な方法で次世代の車両に3Dサウンドのパワーと感動をもたらすことができることに大きな期待を寄せています。
Bose Drive App
アプリを活用し、オーディオデモンストレーションやシステムガイドを配信します
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アプリを活用し、オーディオデモンストレーションやシステムガイドを配信します
Bose Driveは、車内エクスペリエンスをサポートするために設計された当社初の車載用アプリです。最初のリリースでは、Android Automotive Operating System向けに開発されました。このアプリでは、厳選されたデモ音源に加え、オーディオシステムの機能や技術の説明といった、要望に応じたコンテンツへのカスタマイズが可能です。
今後は、この技術を他のOSに拡張することも検討しています。また、Over The Air(OTA)により、自動車メーカーがさらにカスタマイズした新しいコンテンツや専用コンテンツを提供することもできます。Bose Driveアプリは、長期にわたってお客様に価値を提供するために構築された、新しいフレキシブルなプラットフォームになります。
Electric Vehicle Sound Enhancement (EVSE)
人とクルマのつながりを深める
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人とクルマのつながりを深める
GMCのエンジニアと協力し、世界初のスーパートラックであるGMC HUMMER EVにBose Electric Vehicle Sound Enhancement を初めて導入しました。
EVSEは内燃機関がないことで失われるサウンドを付加することで、ドライビングエクスペリエンスを高めます。4種類の異なるEVサウンドを搭載しており、「Normal」「Off-Road」「Terrain」「Watts to Freedom†」の4走行モードに対応します。EVSEは、ドライバーが運転で感じたい興奮や運転時に得たい情報を伝えます。
CESで紹介された他のActive Sound Managementも
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QuietComfort® Road Noise Control (RNC)
自動車メーカーのより良いクルマづくりをサポート
詳しくはこちらQuietComfort Road Noise Control (RNC)
自動車メーカーのより良いクルマづくりをサポート
QuietComfort Road Noise Control (RNC)は、サウンドシステムと複数のマイクや加速度センサーを使用して、タイヤと路面の相互作用によって生じる振動を検出します。
この振動は、サスペンションやシャーシを通して伝わり、車内にノイズとして入ってきます。RNCは、低周波騒音を低減するだけでなく、荒れた路面や道路のつなぎ目、ポットホール通過時の衝撃音も低減します。
ロードノイズの低減は、電気自動車では特に重要です。内燃機関がないため、その他の主たる騒音源は、ロードノイズです。自動車メーカーはこれを削減するために、音質、乗り心地、ハンドリング、重量、デザインの複雑さ、そしてコストに常に折り合いをつけながら、努力を重ねています。
RNCを設計の早い段階で統合することで、トレードオフを最小限に抑え、より柔軟かつ容易に設計目標を達成できます。
CESで紹介された他のActive Sound Managementも
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QuietComfort® RNC
エンジニアリングスタディ
より少ないトレードオフ、より高い品質、より静かな乗り心地を実現
詳しくはこちらQuietComfort® RNC エンジニアリングスタディ
より少ないトレードオフ、より高い品質、より静かな乗り心地を実現
ボーズ・オートモーティブは、世界的なエンジニアリングコンサルティング会社であるリカルド社と提携し、今の市場で最も静かな車両に採用されているパッシブなノイズ低減案について、詳細調査を実施しました。防振ブッシュ、消音材、消音フォーム付きタイヤは、騒音の伝達を低減させますが、他の車両性能とのトレードオフが発生します。この研究では、現在の振動騒音対策のほとんどが、重量、エンジニアリングの複雑さ、乗り心地、ハンドリング、コストに悪影響を及ぼすことが確認されました。Active Sound Managementの活用は、車のサスペンションやシャーシシステムの設計を見直す大きな機会となることがわかったのです
Bose QuietComfort RNCを車両設計の初期段階で統合すれば、従来の振動騒音対策によるトレードオフを低減しながら、より良いクルマを設計できます。
CESで紹介された他のActive Sound Managementも
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AutoHEAR Concept
会話音声を向上
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会話音声を向上
AutoHEARは、車内でのPodcast、オーディオブック、Bluetooth®電話などの音声コンテンツのクリアさを向上させるために設計された会話拡張技術のコンセプトです。
AutoHEARは、車内ノイズ補正のためのAudioPilotと、ボーズが技術提供する補聴器「Lexie® B2」という、2つのボーズ技術のブレンドから生まれました。この技術により、車内ノイズの中でも、音量を上げたり聞き返したりすることなく、音声コンテンツをクリアに聞き取ることができます。
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Enhanced Telephone Audio Control (ETAC) Concept
会話から不要なノイズを除去
詳しくはこちらEnhanced Telephone Audio Control (ETAC) Concept
会話から不要なノイズを除去
Enhanced Telephone Audio Control (ETAC)は、通話の相手側が車内にいる話し手の声をはっきりと聞くことができるようにするものです。
ETACは、マイクアレイとボーズ独自のNeural Network Speech Enhancement(NNSE)ソフトを用いて、通話に不要な車内騒音(音楽、ロードノイズ等)を除去します。また、ドライバーの声と同乗者の声を区別し、通話の相手にクリアなコミュニケーションを提供します。